初めての瞑想にオススメの方法


瞑想?宗教と関係あるの?なんだか怪しくない?

未だにそういう言葉を聞いたり、そう思っている人も少なくはないかもしれません。

私は、数年前から瞑想を習慣にしていて、始めはただなんとなく続けていたけれど、

ヨガを指導する側として学び、瞑想について勉強することで、瞑想がさらに好きになりました。


瞑想は 、簡単に言えば 脳を最適化してくれる "道具" です。

ルーツは仏教やヒンズー教の修行にありますが

今では宗教関係なく行うことができ、瞑想で得られるあらゆる効果が科学的にも実証されていて、

(これはまた別のブログでお話しますね。)

誰でも行える心の(脳の)リセット方法といえるでしょう。


そうは言っても、瞑想ってどんな風にしたらいいの?

座り方は?瞑想の時間はどれくらい?

何から始めたらいいか分からない...

という方も多いのではないでしょうか。

そこで今日は、私が先生に教わり、いつも実践している簡単な瞑想法を紹介しますね。


3ステップ瞑想

1.楽な姿勢で座る。

2.動かない。

3.集中する。


これだけです(笑)

改まって紹介するようなものでもないかもしれませんが(笑)

実はこれ、初めは案外難しいんですよね。

まず、楽な姿勢で座る。

自分にとって楽な姿勢であれば、あぐら、正座、椅子に座る、どんな姿勢でもいいです。

でもこの楽な姿勢を見つけるのが、最初は難しいと感じるかも。

ブランケットや座布団をお尻の下に入れてみたり、ヨガブロックなどを使って

楽に座れる姿勢を見つけましょう。

目を閉じて、腕は楽に。

腰が丸くならないように、背骨は常にまっすぐと伸ばします。

そして次に、動かない。

これが、難しい。

慣れていないときは、足が痺れないかと気になったり、体がムズムズ痒くなったり。

1分がまるで1時間のように長く感じてしまったり(笑)

でも瞑想をするとき、この"動かない"というのがとても大事になってきます。

動いてしまうと、どうしてもそっちへ意識が向いてしまうから。

なので動かなくて済むように、ステップ1で楽に座れる姿勢を見つけられるようになると、

次第に、もぞもぞ動かず座れるようになります。

そして最後、集中する。

呼吸を観察するのが、一番集中しやすいと思います。

今の自分の呼吸を、ただ、集中して観察する。

途中で雑念が浮かんできたときは、まずはその雑念を客観的に観察して、手放す。

そしてまた意識を呼吸に集中させる。

その繰り返しです。

先生に「雑念がわいてきたら客観的に観察してみましょう」と最初言われたとき

え?"無"にならなくていいの!と思いました(笑)

瞑想って、頭を空っぽにさせるものだと思っていたから。

でもこう言われたことで、瞑想を「難しいもの」とは感じなくなり、より楽に、

構えずに瞑想を行えるようになったと思います。


最近は瞑想をクラスで教える機会を与えてもらったり、質問されることも多く、

考えたり、学び直したりして、またさらに瞑想を深めたいと思っている今日この頃。


初めは1日1分からでもいいと思います。

慣れてきたら1日に10分から20分ほど、座って静かな時間を過ごすだけで

頭がすっきりしてきますよ。

もっと多くの人に、瞑想がより身近な存在になるといいな。


Sit in your comfortable position.

Be still, and focus.

YOGA LIFE

yogaのある毎日。愛おしい日常。